社会人になり数年がたちました。実家にお盆休みで帰省した時のことです。
車庫にフォルクスワーゲンの「ハービー」がいません。
「お父さん、ハービーは?」
「最近故障ばかりだし、父さんも歳とつたから、オートマのカローラにしたよ。」
と、ポツリ。
「どうせお前ものらないし。。。いつもの車屋さんに、20万で売った。」
親のスネをかじって乗り回したあと、自分で引き取りもしない私としては、うなづくしかしかありません。
自分が不甲斐ないし、最後のお別れもできず、残念な気持ちでいっぱいでした。
父は、ハービーと別れるにあたって、写真を撮って、アルバムを作っていました。

裏表紙には、感謝の気持ちを書いていました。
ぼくからも「ありがとう、 ハービー」
フォルクスワーゲン1972年型1300ccのパステルホワイトのハービー。
今もどこかで走ってるかな。
いつか、また白いビートルに乗るから、それまで。
おわり。
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