今回は重粒子線治療のセカンドオピニオンになります。(写真は私ではないです)
千葉にある重粒子線治療のQST病院に行かなくても、都内の”粒子線がん相談クリニック”(セカンドオピニオン専用)と提携していてセカンドオピニオンを受けられます。
今回 ”骨シンチ&CTのDVD”と紹介状を持参し受けてきました。

クリニックの受付で待っていると、中国語のパンフレットが目に入ります。
中国の方も噂を聞きつけてくるのでしょう。
今回の重粒子腺治療に関しても、事前にしっかり調べて挑みました。(ネットとYoutubeですけど。。。。)
https://www.nirs.qst.go.jp/hospital/radiotherapy/explanation/doctor09.php
● 重粒子は体内に入ってから高い線量になり、患部を抜けると低くなること。(他臓器へのダメージが少ない)
● X腺に比べてがん細胞の破壊力が高い。(DNAの螺旋をぶった切っている)
http://ryushisen.com/pdf/msr1-tsujii.pdf
● 回数は12回3週間。
● 数年前までは保険適用でなく300万円以上かかったが、今は保険適用。
● X線は光子だが、重粒子は炭素原子の粒子(ん?よくわかりません)
● 粒子が当たるからって痛いわけではない。(何も感じないそうです。)
● 加速器(粒子をぐるぐる回して加速する)がとても大きい。それで広大な面積が必要。
話の内容は知っていることが多くありました。それでも、専門の医師にあって話すことは、しっかりと理解する上でとても重要だと感じました。
簡単にまとめると
副作用に関しては、頻尿、頻便、血尿など。後遺症としての直腸リスクは0.8%で軽いこと。直腸との間にスペーサを入れることもあるが、入れなくても充分リスクは低いこと。
(IMRTなどよりさらに低い印象)
金のマーカは入れること。一泊二日。(これは同じ)
ホルモン治療を数ヶ月してから、重粒子治療に入ること。(同じ)
最後に、「千葉は遠いという方もいます。前立腺がんといっても、生命に関わることもあります。そのことを考えて自分に一番いい治療を総合的に判断して下さい。重粒子線の3週間、終わってみればあっという間ですよ。
30分ちょうどで終了。33000円。
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前立腺がん治療は僕の人生の中で大きなイベントであります。自分に一番適した治療法のためには、今後の生き方、楽しみ方、大袈裟に言うと人生観が最優先です。
最初に考えていた、遠いから、回数が多いから、仕事で手術はむり、ってことは優先度が低いですね。
この時点で重粒子線治療がしたい、と思うようになりました。
が、気にかかる点があります。
ここは重粒子治療だけに特化した病院であり、ホルモン治療、術前術後のサポートはない。

故に、ホルモン治療、術前術後のサポートだけを 主治医(ダビンチのスペシャリスト)に頼むことになる。
「先生、ぼく重粒子治療を選びました。ホルモン治療とその後の診察サポートだけお願いしますね。手術はいらないですから。」
と言わなくてはいけない

ある病院では「他の病院で治療したものは、診察しません。(怒 」と断るケースもあるらしい。(患者さんの手記で読んだ。)
でも、先生、「自分で治療法は決めてください、セカンドオピニオンを受けることをおすすめします。」って言ったよね、ね。
次で最後、がん研でのセカンドオピニオンです。
注)Blogの内容は、私の記憶と、調べたことによります。正確な情報は医師に相談してくださいね。
クリックしていただくと、私の免疫力がアップします(笑)
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