日経新聞にこんな興味深い記事の見出しがありました。
といっても、メスのように刃がついているわけではなく、レーザーで患部を切り取るわけでもないです。
要は重粒子線治療の進化形です。
医師がメスのように使える治療法
ということでこのネーミングにしたそうです。
放射線治療の「ガンマナイフ」意識してますね。
重粒子線は広大な敷地が必要で、コストも莫大でした。
が、新世代型重粒子線治療は、
既存の病院で設置可能なサイズまでコンパクト化とコスト削減。
これにより、がん研などでも治療できるようになるのではないでしょうか?
もちろん、治療の能力が高まります。
これまで炭素以外にも、ヘリウム、酸素、ネオンなどによるマルチイオン治療。
悪性度の高い箇所には、炭素より重い酸素をやネオンを使うことで破壊力を強め難治がんの治療成績を高めます。
正常組織に近い部分には軽いヘリウムを使い副作用を低減できます。

がん以外にも
治療ビームの直径を現在の5mmから1-3mmにして照射精度を高め、(がん以外の)良性腫瘍や網膜の加齢黄斑変性症、脳動脈瘤などの血管性疾患、てんかんなどの神経疾患の治療にも広がります。
他にもあるようですがここを読んで下さい。
がん治療は、刻々と進化していますね。
僕は読んで理解したレベルなので、間違っているかもしれません。正しくは
https://www.qst.go.jp/site/qst-kakushin/39695.html
ここを読んで下さいね。