高リスクの患者が、ホルモン療法を併用する理由。

重粒子線治療後三ヶ月の定期診察に行ってきました。

肝機能障害について、はホルモン注射では相当稀だそうです。飲み薬ならありえるようです。

わたしの場合、高脂血症の薬のせいだと思われます。薬をやめたら正常値に戻ってました。お騒がせしました。

 

睡眠障害は、ホルモン治療の影響でしょう。ホットフラッシュを伴うことが多いです。

 

医師から聞かれたこと「便通は問題ないですか?」

「問題ないです。」

    

という程度でして、あっという間に終わりそうでした。

  

でも、片道1時間かけてきて、このまま帰るのは勿体無い、医師に質問してみました、 

 

重粒子線照射でがんは死滅したのに、なんでホルモン治療が必要なんですか

 

それは、アメリカの臨床結果によるものです。

高リスクの患者に対して、

  1. 放射線だけ
  2. 放射線とホルモン治療、

の比較をしたら。

放射線とホルモン治療、の方が生存率が高かった。ということで併用するようになりました。

 

高リスクの患者さんの中では、MRIなどの機器では見つからない微細な癌の転移の可能性があります。

高リスク患者を手術した場合に約1-2割リンパ節への転移が認められた、という医師もいます。

 

実は、併用することで、生存率が高くなる理由はわかっていません。ホルモン治療により、微細ながんを兵糧攻めするのかもしれません(かどうかも、やっぱりわかりません。)

あーそうなんだ。いまされですけど、もやもやが消えました。

まだまだわからないことがあるんですね。

この記事の情報は、医師から聞いたものです。私の記憶違いということもありますから、詳しいことは医師に聞いてみてください。

ではまた。

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