神の手ではない、仏の心を持つのが名医だ

(以前ブログに書いたものをまとめたものです。)

重粒子線治療は、千葉のQST病院で行うことになります。

https://www.nirs.qst.go.jp/hospital/radiotherapy/QST病院重粒子線治療のサイトです。

この病院ちょっと特殊なんです。

重粒子線治療はします。けどほかはなにもしません。(厳密に言うと経過観察はします。)

ですから、ホルモン療法、PSA定期検査、ほとんどのケアーは、他の病院を確保する必要があります。

それが主治医の病院になります。

ですから「重粒子線治療にします。」と言うのがとても気が重いのです。

メインは他の病院、サポート的な部分は主治医、気が重いの想像できますよね。

おまけに、この医師はロボット手術の権威で、若い医師の研修で講師をするほどなんです。

仕方がありません。勇気を出して伝えました。

一瞬、間ががあったような気もします。

「分かりました、一緒に頑張りましょう。」

と、その日にホルモン注射の手配をしてくれました。

このような診療方法の場合、断る医者も結構いるそうです。

医師には得意分野があり、それに自信を持ち、勧める気持ちもわかります。

でも、それを抑えて、病気に対するアプローチは一つだけではない、と言ってくれた僕の主治医。

明らかに名医です。

実はメガネをかけた布袋さんに似ています。

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注)Blogの内容は、説明されたときの記憶と、自分なりに調べたことが書いてあります。正確な情報は医師に相談してください。

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