重粒子線の電源が入っていればなんとかなるはず。

(以前の記事をまとめたものです。)

色々あって、遅々と進まぬ重粒子線治療です。

重粒子線治療1回目

位置合わせで40分と時間がかかりましたがなんとか、照射できました。

重粒子線治療2回目

前立腺の位置調整が時間をかけても合わず、照射できませんでした。

重粒子線治療3回目

なんと、”重粒子線の機械の電源が入らない”ということで、照射できませんでした。
がっくり帰宅。

 

重粒子線治療4回目なんとか照射を済ませたい。

 

電源が入らないのはしょうがないとして、

僕のできること

大きい方をスッキリ出しておくことと、リラックスです。

1回目は緊張していたせいでしよう。台から降りて屈伸させられたり、おなかを上げ下げを指示されたり、40分かかりましたが、何とか照射できました。

2回目は全く位置が合わず、

「大きいのが溜まってます。」

って事で途中でトイレに行って、また戻ってやり直し、屈伸させられ、お腹も上げ下げしても位置が合わず、「こりゃ、ダメかもな。」と思ったら、本当にダメでした。

3回目の電源が入らないのは、

東芝の責任です。

僕が反省する点はありません。

 

家で、大きい方をスッキリと出しました。

 

そして病院の着替え室で、柔軟体操と深呼吸。

膀胱内の尿もきっちり調整。

2階のの照射室の前で待つ間も、柔軟体操と深呼吸。

さて、順番が来て台に乗ります。

背中の力が抜けているのか、お尻はどうか、台に上がっている間何度も確認します。(知らない間に力が入っていってます。)

なんと位置合わせ20分、照射スタッフの「では始めます。」の声がとてもうれしい。

照射中、位置がずれないよう呼吸を止めます。

が、途中で苦しくなり、照射時間ずーっと止めることはできず、はあはあ。

次回からは最初から浅い呼吸がいいようです。

二回照射成功。

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「重粒子線の電源が入っていればなんとかなるはず。」への2件のフィードバック

  1.  貴兄の足跡を辿るようなかたちで私も重粒子線治療を受けました。
     前回のコメント投稿致しましたのは重粒子線治療中だったと思いますが、おかげさまで今日で12回の照射を終えて丁度1ヶ月が経過したところです。
     もっと早くコメントを差し上げたかったのですが、思わぬ副作用が出てそれと闘っていて、数日前くらいからようやく少し落ち着いて投稿する余裕も出てきました。
     その副作用というのは排尿困難です。私の前立腺がんの発見は昨年夏に突然尿が出なくなったことからでした。だから私には尿路、尿道の狭隘は元々あったわけです。
     今回それが重粒子線治療で非細菌性膀胱炎をおこし、尿路、尿道の浮腫により元々狭隘なそこを尿が通れなくなったようです。
     ぽたぽたとしずく状の排尿、出るべき尿が出られないものだから、痛みが増して直腸を圧迫するのか便意を催しますがもちろん便意だけで便は出ない。そのうちちょろちょろちょろ2,3回尿が出ますが50㏄にも満たない。その尿は濁り、ただれて剥がれた膀胱壁の白いモロモロが浮遊しています。
     重粒子線治療終了後1週間目が最悪でしたが、自己導尿のカテーテルを7回/日使いました。
     あわせてホットフラッシュなんかが出た時には、ダビンチ手術で尿漏れの方がよかったのではないかと何度も思いました(笑)
     でも、貴兄はじめ、先人たちのブログに重粒子線治療のせいで排尿困難が固定してしまったという記事はありません。
     一過性だからきっとよくなると思って1ヶ月、まだ完全復活ではありませんが8割方よくなりました。
     重粒子線治療はやっている時が一番つらい、終了の段階からつらさは軽減していくと思っていた私に、いみじくも知り合いの医者が言ってくれました。
     重粒子線で前立腺を焼いてやけど状態にあるのだと想像すればいい。やけどもその瞬間より遅れて痛みや症状はあらわれ、それが修復するのには時間が必要でしょう、と。
     現在の私の現状はこんなところです。
     またコメントさせていただきます。
     
     

    1. 副作用が大変だったのですね。重粒子線は副作用があっても軽微なものだと思ってました。

      > ダビンチ手術で尿漏れの方がよかったのではないかと何度も思いました
      私は排尿困難の経験がないですが、そこまで思われたということは、いかに副作用が大変だったの少しわかるような気がします。
      8割回復していらっしゃること、本当に良かったです。このまま良くなっていくことを祈ってます。

      症状、副作用は人それぞれで、ちょっと軽めに(もんだいなかったよ、と)書いたこと、今思えばどうなんだ?と思います。
      ぼくは、高リスク群でも、副作用がなくてとてもラッキーな方かもしれません。
      とはいえ、この先のことはわかりません。一緒に乗り越えていければと思います。

      今後とも宜しくお願いします。

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