ボーデンチューブ・ブラケット

愛車ビートルで妻をスーパーまでおくったときのことです。

妻をおろして、さあ出発。

クラッチを踏んで、ローに入れて、っと。

クラッチの手ごたえ(足ごたえ?)がないっ!

スカスカです。

何度か踏みなおしましたが、つながりませんでした。

 

しっかり、12か月点検もしているのに。。。。

妻を下すのに路肩に止まっていたのが幸いでした。これが路上だったら大迷惑です。

トラブルであわてる心を押さえながら、いつもの修理工場に電話しました。

「ワイヤーは車検のとき交換したし、なんだろねー?とりあえずレッカーで運んで。」

歩行者がチラ見で通り過ぎます。

顔に「古い車はしょうがないね。」書いてあるような気がします。

     

レッカーにのって寂しげに去っていく愛車。猫背がさらに丸く見えます。

「出来の悪い子ですが、なにとぞよろしく。」

そんな気持ちで見送りました。

翌日、修理工場から電話がありました。

「治ったからいつでも取りに来てください。」

愛車を取りに行ったときに原因を説明してくれました。

「この溶接部分が外れていたから。(ボーデンチューブのブラケット)」

このパーツです。

50年も動いていれば、経年劣化でしょう。

普通に平日ものっているので、動かなくなった。止まらなくなった。は、勘弁してほしいです。

かといって、もう一台車を買う気にもなりません。

しっかり点検して、故障を少なくするしかないようです。

エンジンもミッションもオーバーホールして、電気系統も一通り壊れたし、まだ壊れるところはあるのか。。。。 

でも、ちゃんと妻が下りるまで、我慢してくれてありがとう。

 

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旧車燃える?


あーああああっ(悲鳴)なんてこと!!
参照 https://line.17qq.com/articles/nghmqswwy.html

 

「火災を起こす車の約50%は、10万キロオーバーの車」

(ぎょ。。私のは30万キロ。)

「規格外のものを取り付けると火災につながるおそれがある」

(社外品のスイッチで、端子が溶けたことがあります。社外電装品はある意味規格外のような。)

参照 チューリッヒ保険のサイト
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-whatis-vehicle-fire/


そうだ、消火器を買おう。

1.「消火器」

自動車用消火器、日本ドライ PAN-3AG。アマゾンで送料込み6000円。

エンジンの初期消火には十分使えそうな能力です。ビートルでも積めるコンパクトサイズです。

 

これも使えそう。

2.「ファイヤーブランケット」

耐熱ガラス繊維でできている、耐火シートです。

万が一のとき、これをかぶせるのです。

Amazonで950円で、かさばらないし、使えそう(使いたくないですけど)。


消火器はしっかり固定しておきましょう。

ごろごろして、暴発したらこまりますから。

助手席の懐中電灯ホルダーを外して取り付けます。

素人の作業としてはうまく付きました。

 

「ストッキングがやぶれたじゃないの(怒) 」妻が怒り出すかもしれません。

でも、妻より火災のほうが怖いですから。

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餅は餅屋。

ビートルを購入したときから、リアフェンダーに錆が浮いているのに気づいていました。

きっと、板金塗装の下地処理が不完全だったのでしょう。

Youtubeをみて、自分でやれば安く済むはず。

パテを少し削って、錆処理して、ペンキ塗っておけばいいのですから。

簡単じゃないかな?  ということで、板金塗装をやってみました。 

でも、考えが甘過ぎました。

錆びた部分のパテの厚みは、半端ではありませんでした。

剥がしていくとパリパリと割れてきて、却って修理する範囲がどんどん広がってしまいました。

さすがに「これ以上は治せない。」と、途中で終了。

サビは「必殺サビ封じ」で処理したことにして、パテ埋めを開始です。

 必殺錆封じは錆転換剤より強力です。

が、ビートルのフェンダーのカーブは微妙で、素人がこのカーブを出すのは至難の技です。

何度やり直してもうまくいきません。

カーブを確認しやすいとこんなものも買いました。

「3M ドライガイドコート バックアップ」

 微妙なカーブも確認できますが、一度しか使わないのに高いです。

まあこれ以上はできないというところまでで、パテは終了。

最後にペイントです。

ペンキは、ボトル入りなので、エアータッチを使ってスプレーしました。

これは優れもので、想像以上にうまくぬれました。

けれど部分塗装では、色味の違いがわかります。

 

何とか自分を納得させて、暫く乗っていました。

どうしても気になって。。。。

   

車検の際、いつものおじさんに「この部分の板金塗装いくらかかりますか?」と訊きました。

「4万円」

えー。自分でそろえた道具より安いではないですか。。。

自分で購入したものは以下です。

1.海外から取り寄せたペイント。
2.パテ数種類。
3.ホルツエアータッチ。
4.ウレタンスプレー。
5.シリコンオフ。
6.プレサフ。
7.必殺サビ封じ。
8.あらゆる番手のサンドペーパー
9.大中小のヘラ。
10.パテの仕上がりを確認する。3M ドライガイドコート バックアップ。
11.三種類のコンパウンド。
11.リョウビポリッシャー。

計5万円くらい、無駄なお金と膨大な時間をかけてうまくいかなかったのでした。

burogumura

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