空冷ビートルに乗っている方なら、 純正ラジオがあるとぐっと雰囲気が出ますね。
今回は、受信しないビートル純正ラジオを 「ニコイチ」という方法で復活させた体験談をお話しします。
ジャンクの空冷ビートル カーラジオを落札
ヤフオクで、ジャンクとして売っていたこの動作未確認のラジオ。
未確認ってことは、受信できる可能性もある?と落札しました。
しかし現実は厳しく、ランプは点灯するものの肝心の受信ができませんでした。

修理に出してみた
諦めきれずに「テレビ修理-頑固親父の修理日記」さんに修理を依頼。プロの技術者にいろいろ試していただきましたが、残念ながら「修理不可能」との診断でした。
結果は残念でしたが、修理費用は発生しました。
修理の様子はブログに詳しく記録してくださりました。

諦めきれず、またヤフオクでラジオを落札
ある時、ヤフオクで松下製のカーラジオを見つけました。特にワーゲン専用というわけではないので、値段も数千円程度と、とても手頃でした。
その時、ひらめいたのです。
「これ、ニコイチ(2つの部品を組み合わせて1つの動作品を作る方法)にしたら使えるかも!」
このラジオも受信確認はできていませんでしたが、期待を込めて落札しました。
こんどはちゃんと受信しました。

ニコイチ、2つの心配

ラジオのつまみの間隔がベセルに合うのか?
ビートルのベゼルのつまみ間隔は13cm、入手したラジオは12.5cm。このわずかな違いが心配でしたが、幸いつまみの間隔は調整可能な構造になっていました。ベゼルにぴったり合うように調整できるようになっていました。


5つのプリセットボタンはベゼルにはまるのか?
ビートルのラジオには、5つのプリセットボタンがあります。これも驚くほどぴったりでした。
作業結果と感想
成功!ラジオが復活
松下製カーラジオの内部をビートル純正のケース&ベゼルに移植した結果、見事に受信に成功しました!
- 感度: 完璧ではありませんが、状況次第でしっかり聞こえます。
- 動作: 問題なし。
- 外観: とっても素敵
結論:松下電器のラジオならニコイチにできる
ラジオは無事復活しました。松下製カーラジオなら適合するようです。
※注意:松下製でもベゼルのつまみ間隔が調整できないモデルもあるため、購入前の確認が必要です。
実は、クラリオン製のカーラジオでも試しました(無駄な出費でした、未使用で3000円!)。ラジオ自体のサイズがことなりビートルのラジオホールに収まりませんでした。

結局、壊れたカーラジオは修理するよりニコイチの方が安く上がりましたが、そこに至るまでちょっと寄り道でした

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