ショックアブソーバーをKONIに交換しました。
ヴィッツとビートルとの違い
ビートルを点検・修理に預けている間、代車は、トヨタ・ヴィッツでした。

これがまた、あらゆる面でビートルを圧倒しているんです。
ブレーキ効き、加速、小回り、エアバッグも……挙げればキリがありません。
もちろん、エアコンもついています。
道路のつなぎ目も、「コトン、コトン」と軽やかにいなしていきます。
いつも通る道だからこそ、違いがよくわかりました。

「真夏じゃなくてよかった」
妻がいうには
「乗り心地めっちゃいい!ヴィッツでいいじゃん。静かだし、あっ、FMついてる!」
思わず言葉を失う私。
「真夏じゃなくてよかった……。」
エアコンのないビートルだと、妻の機嫌がさらに悪くなるのは目に見えています。
夏だったら、本当に乗り換えられていたかもしれません。
「おじさんに相談してみる。乗り心地だけだけど。」
修理から上がった車を引き取りに行きました。
ショックアブソーバー交換の相談
「相談があるんです。おじさん。」
「代車のヴィッツ、すごく快適で。妻が“これでいいかも”って言うんです。」
おじさんは笑いながら、
「この車? 10万でいいよ。」
えっ? 10万?
安い……けど、さすがに2台はいりませんし、そしてビートルを手放す気もありません。
「ヴィッツが欲しいという相談ではなく、ショックアブソーバー交換すると、ヴィッツくらい乗り心地よくなるかなと。」
「ヴィッツくらいの乗り心地?ならないね、少しは良くなる程度。」
「少しでも良くなるなら交換してほしいです。」
ショックアブソーバー、」KONIか、ビルシュタインか
「帰るとしたら、KONIかビルシュタインがおすすめ。カヤバも悪くないけど、おすすめはしないな。」
「決まったら連絡して、パーツたのむから。」
おじさんのおすすめしないといわれれば、もう決まりです。
妻にちょっとだけウソをつく
帰宅して、妻に伝えました。
「おじさんが、ショックアブソーバー交換すればヴィッツみたいになるって! ちょっとお金かかるけど!」
もちろん、話は盛っています。
それでなんとかOKをもらいました。
ショックアブソーバー交換
ショックアブソーバーが届いたというので、取り付けに行きました。
つけたのはKONIでした。

交換は思ったより簡単そうでした。
帰り道、運転してみると――
乗り心地、よくなったような気がする。
カーブでスピードを出しても、安定しているような気がする。
高速の合流前のカーブで特にそう感じます。けど──。

(どちらも、“気がする”レベルではありますが……)
しばらくして妻とドライブに行ったとき、妻に
「そうとう変わったでしょ!」
すると妻も、
「確かに、よくなったかもね。」
といってました。
ショック交換に約8万円、中古のヴィッツは10万円。
乗り心地もよく、エアコンもついて、エアバッグだってついてる車が10万円。
気がするレベルの修理が8万円。
空冷ビートルはプライスレス。
(注)修理工場の「おじさん」は、実は私より若い方です。念のため。

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