インナーパネルを外して、ウィンドーレギュレーターにグリスアップしました。
窓のハンドルが折れる。
窓のハンドル(クルクルハンドルのこと)がとても重く、2個ハンドルがだめになりました。


ハンドルが悪いというより、ウィンドーレギュレーター(ハンドルの中の仕組み)の問題だと思います。上がり下がりがかなり渋いので、ハンドルに力がかかるからだと思います。
ウィンドーレギュレーターの古いグリスを洗い流し、グリスアップしたいのですが、
私の実力ではできそうもありません。インナーパネルを外し、隙間からグリスアップだけすることにしました。
これがウィンドーレギュレーターの入れ方。
YouTuberのISANAさん、ガレージロッカーさん、ありがとうございます、参考になりました。
インナーパネルをはずす。
窓のハンドルや、アームレストを固定しているネジを外していきます。

パネルのクリップを外していきます。
剥がすのに、内張り剥がしを使いました。

内張り外しを差し込んで、内張り剥がしをクリップのすぐ横まで滑らせ、持ち上げるようにするとプチって外れます。
ただ、年季が入ってるせいか、「ボキッ」と鈍い音がする部分もありました。
案の定、クリップがサビて折れていたり、ゴムのブーツがボロボロになってました。

こちらは新しいクリップとブーツ。

ビニールをはがして、中をチェック
パネルを外すと、中にはビニールが貼ってあります。
破れていたので全部はがします。

グリスを注入
ビニールを剥がしたあとは、ウィンドーレギュレーターの溝を探して、グリススプレーを噴射。

ドアの内側は、手が入る部分が少なく、一部しかグリスアップできないんですが、
ハンドルをぐるぐる回していると、だんだん軽くなってきました。
ビニールの代わりを用意

はがしたビニールの代わりに、ホームセンターで買った一番薄い透明ビニールをカット。
両面テープでぴっちり貼り直しました。
スポンジも新しくしました。高かったけど…。
パネルを戻す
スポンジ、バネを取り付けながら、パネルを取り付けていきました。

次回は100均のスポンジで作れるようにサイズを図っておきました。買うと1000円前後するのです。

クリップとブーツは新品に交換。
40年も経っているので、パネルが変形していたり、クリップがうまく効かない箇所もありましたが、
そういう部分は諦めて、ゴムハンマーで軽く叩きながらパチパチとはめていきました。

完成!

ドアパネルは問題なく戻りました。
そして何より、窓のハンドルが軽くなった!
何箇所か、うまくクリップが入らなかったのが気になりますが。
いや~、自分でここまでできたのは正直ちょっと感動です。

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