初めて見た120km/h表示
東北道を初めて走った日のこと、120km/hがあって驚きました。まるで近未来の高速道路に迷い込んだような気分です。
それまでの僕は、愛車である1974年式のビートルも、今の車と同じように走れると信じていました。
高速といっても首都高ばかりで、最高速80km/h制限。まったく問題なし。
しかし、この120km/hという標識は、僕とビートルの前に立ちはだかる、初めての「壁」でした。

ビートル1200ccの公称最高巡航速度は115km/h
ビートル1200ccの公称最高巡航速度は115km/h。
50年も前の車がこの速度で走り続けるのも正直不安です。
かといって、周りが120km/hで流れている中で、いつものマイペースな80-90km/hで走るのは危険。
スピードを上げることに、といっても110㎞が限界です。
「もう一つ上のギアがほしい」と思うほどの高回転を維持する空冷エンジンの音。
いつもにもない荒い息遣いです。
二人で乗り切った「壁」
高速道路を降りた時、初老の二人(僕とビートル)が、120km/hという壁に二人で挑み、それを乗り切ったという感動さえありました。(笑)

今回の旅はちょっと感動的な「壁越え」の挑戦の旅でした。スピードの壁は越えられませんでしたけど。
でも、もう
新東名高速道路も然り、120km/h区間は今後なるべく避けよう、という結論に至りました。
ドライバーも車もしんどいです。

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