2017年から、空冷ビートル(1974年式・1200cc・Standard) に乗っています。今ではもう50年近く前のクルマになりますが、エンジンはオーバーホール済み、メンテナンスもこまめに行い、快調そのもの。エンジン音、シンプルな操作感、そして何よりもその丸みを帯びたフォルムと人間味のある顔つきに惹かれています。
他のモデルに比べると内装も外装もシンプルで素朴なスタンダード。
でも、それがかえって**空冷ビートルらしさ**を感じさせてくれて、とても気に入っています。
乗り始めたきっかけは、父が白いビートルに乗っていたこと。学生のころによく借りて乗っていた思い出がずっと心に残っていて、「いつかまた白いビートルに」と思っていました。東京では車のない暮らしでしたが、ある日ネットで見かけたのが、この1974年式の白いビートル。まさに運命を感じて、すぐに購入を決めました。それが今の相棒です。
日常では、東京から海辺の街まで、行ったり来たり。窓を全開にして、ドアに肘をかけて、エンジン音を聞きながら走る――そんな時間がとても好きです。
トラブルもほとんどなく、今ではすっかり生活の一部。これからも、この空冷ビートルと一緒に、ゆるく、楽しく、エンジン音を聞きながらか、走りたいと思ってます。