アドレスV125、社外マフラーカバー

これは、マフラーカバーを社外品に交換した話。

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マフラーカバーが割れていた。

先日、サビたマフラーに塗装をしていたときのことだ。
ふと目をやると、うちのアドレス──マフラーカバーにヒビが入っていた。

まあ、全体的に見ても、コンディションのいいバイクとは言いがたい。
でも、割れたカバーがついていると、やっぱり気になる。
そして、いったん気になり始めると──もう気になって仕方がない。
そういう性分なのだ。

もう、検索せずにはいられなくなっていた。

Amazonですぐに純正品は見つかった。送料込みで3,000円ちょっと。
「このバイクに3,000円か……」と、少しだけ考えこんでしまった。

これが純正品

マフラーカバー社外品発見、安い。

もっと安いものがあるはずだ──そう思って、さらに探し続けた。
そして見つけたのが、AliExpressにあった社外品。見た目は、ほとんど純正と変わらない。

送料込みで1,088円。昼メシ代くらいの値段だ。

「これなら、まあいけるかな」と思って、すぐ注文した。

これはAlliexpress 社外品

注文から1週間ほどで届いた。
思ったより早かったな、と思いながら箱を開けた。

まるで純正品のように思える。

休みの日、さっそく取り付け作業に取りかかった。

社外品は、やっぱり社外品だった。

休みの日に取り付けをはじめた。
天気もよくて、工具もそろっている。今日はスムーズに終わるはずだった。

──ところが、そうはいかなかった。

社外品マフラー
社外品マフラー

バイク側のネジ穴と、カバー側の取り付け穴。
これがもう、どうにもこうにも合わない。

空冷ビートルに乗っている人なら、たぶんわかると思う。
そう、これは“社外品あるある”なのだ。

ネジ穴が合わないということは、当然、そのままでは固定できない。
斜めからねじ込んでも、無理やり押し込もうとしても、やっぱりダメだった。
とにかく、ネジ穴の位置が絶望的にずれている。

「もしかして、メーカーが作りすぎた不良品を、こっそり流してるんじゃ……?」
そんな妄想まで浮かんでくる。

簡単な加工でなんとか装着

そこで登場したのが、ハンダごて。
(ちなみに、棒ヤスリでもなんとかなるらしい)

プラスチックの取り付け穴を、少しずつ溶かしていく。
じわじわと、位置を合わせるように──
写真のように穴を広げても、ネジはまっすぐには入ってくれなかった。

これ以上広げれば、穴を通り越して、プラスチックカバーそのものを溶かしてしまう。
そう思ったところで、いったん手を止めた。

まだ少しズレていたみたいだったけど、半分力付くで、なんとか固定できた。
よく見ると、ネジ穴は穴のセンターには来ていない。
でも──それに気づくのは、取り付けた本人くらいだろう。

見た目は、ほとんど純正と変わらない。

ちなみに、Amazonで売られている社外品も、たぶんこれと同じものだと思う。
レビューには「ネジ穴が合わない」と書かれていた。

──まあ、やっぱりそういうことなのだ。

取付完了
取付完了

これはAMAZONの社外品

このマフラーカバーの社外品は、AmazonでもAliExpressでも、どうやら同じものが出回っているようだ。
レビューを見ても、「ネジ穴が合わない」と書いている人が多い。

それでも──
傷ついて、割れたカバーのままよりは、ずっといい。
だからまあ、悪くない選択だったと思っている。

ひとことまとめ

安く済ませたい人には、社外品という選択肢もじゅうぶんアリだと思う。
ちょっとした加工で取り付けできるし、外観は純正と何ら変わらない。
そして何より、値段が魅力的だ。

値段とのバランスを考えれば──⭐️4.5。
そんなところが、僕の評価である。

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