ダイソーでストレッチボールを買いました。
萎んだ状態で販売していたので、「よし、空気を入れよう!」と思ったのですが……残念ながら空気入れが手元にない。
そこでひらめきました。
机の横にあった ダスター(エアダスター) を代用してみることに。

「俺って頭いい!」と得意気になりながらシューと噴射。
その場ではしっかり膨らみ、問題なさそうに見えました。

翌日、完全にペチャンコに
ところが翌日。
そのストレッチボールは 完全にペチャンコ になっていました。
空気が抜けたって感じではなく完全にです。

なぜボールは完全に潰れたのか?
答えはエアダスターのエアーによるものです。
エアダスターの多くには ジメチルエーテル(DME) というガスです。
ゴムは分子レベルで見ると穴が開いているそうです。そこからジメチルエーテルは抜けていきます。空気は分子が大きいので抜けにくいということです。(厳密には抜けている。)
空気:ゴムを通りにくい → 内圧が残る → しぼんだ状態で安定。
ジメチルエーテル:ゴムを通りやすい → 内圧がほぼゼロになるまで抜け続ける → 大気圧に押されてペチャンコ。
そんなことらしいです。
さらに詳しいことは Geminiで「ジメチルエーテルでふくらましたボールが完全にペチャンコに 内外の圧力差で説明」聞いてください。
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