防災セット、ちょっと見直してみた話。
最近、また地震が多い。
ニュースで「南海トラフ地震」の文字を見るたびに、なんとなく落ち着かない気持ちになる。
だから一度、ちゃんと災害の備えを見直してみることにした。

市役所でもらった非常用袋
引っ越し前、たしか20年くらい前だったか。
市役所でもらった銀色のナップサックがひとつ、家にあった。
中には、ビニール袋、簡単な救急セット、カンパン、氷砂糖なんかが入っていた。
東北の震災のあとに一度だけ中を見直した記憶がある。
でもそれからは、押し入れの奥で、ずっと眠ったままだった。
久しぶりに取り出してみたら、食品はどれもきっちり賞味期限が切れていた。
それにしても、このナップサックは妙に紐が細くて、背負うたびに肩に食い込んだ。
「非常袋」という赤い文字が、どこか昭和初期の、少し陰のある空気をまとっている。
見るたびに、それを背負って避難する人たちの姿が、ぼんやりと頭に浮かぶのだった。
だから、思い切って買い替えることにした。
新しく迎えた防災リュック

今回選んだのは、アイリスオーヤマの防災セット。
2人用で、懐中電灯や簡易トイレ、ウォータータンクなど35点が入っている。
白い撥水仕様のリュックで、見た目もなかなか悪くない。
それでも、最低限のセットでしかない。
だから僕は、いくつか追加した。
パックご飯、レトルト食品、2Lの水ボトル、乾電池、そして携帯用のガスコンロ。
なによりスマートフォン用のバッテリー。
災害時、スマホは情報とつながりの命綱みたいなものだ。
Anker 521 Portable Power Station
ちょっと大げさかもしれないけど、
本格的なポータブル電源をひとつ手に入れた。
Ankerの521 Portable Power Station。
リン酸鉄リチウムバッテリーで、10年は使えるという。
普段はちょっと場所を取るけど、いざというときは心強い存在になるはずだ。
Anker 521 Portable Power Station
さて、あなたの防災セットはどうですか?
地震がいつ来るのかは、誰にもわからない。だから一度、防災セットを見直してみるのも悪くない。
地震は、いつ来るのか誰にも予測がつかない、今日かもしれないし、明日かもしれない。
あるいは、今この瞬間。
だから一度、防災リュックの中身、食料、水、電池などを、すぐにでも、確認してみる価値のも悪くない。

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