空冷ビートルのエンジンオーバーホールの費用

【2025年11月22日 更新】 記事を全面的に書き直し、より詳しい情報を追加しました。

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オーバーホールの価値

2019年2月、空冷ビートル(1974年式 VW T-1)のエンジンオーバーホールをしました。

総額は 約56万円でした

決して安い金額ではありません。

しかし、私の空冷ビートルの約50年・30万キロ走ったエンジンとなると、どうしても故障のリスクが高くなります。

故障のたびに修理では時間もお金もかかります。

エンジンオーバーホールで、故障の心配も減り、信頼性が高まったこと、本当によかったと感じています。

オーバーホールを決めた背景と効果

オーバーホール前(Before)

  • パワーの不足
    • 駐車場の軽い坂でも、ローギアでエンジンが唸り声をあげ上っていた
    • 時速70キロでエンジン音と振動が激しくなり、それ以上は出せなかった
  • オイル漏れ
    • 駐車場にオイル染みが(プッシュロッドからの漏れ)

オーバーホール後(After)

  • パワー
    • 駐車場はセカンドでぐんぐん上がるようになった
    • 高速道路も100㎞は軽々でる。
  • 燃費
    • 少し悪くなった。(なぜ?)
  • トラブル解消
    • オイル漏れ、異音 すべて改善。
  • 信頼性向上
    • 信頼性が高まり安心して運転できる

空冷ビートル エンジンオーバーホール見積り明細

費用の内訳

総額:¥561,816(2019年実施、消費税8%時代)

シリンダーヘッド、156,000円!高い

パーツ代の半分を占めていました。

円安でパーツ代が高騰してますから、今はもっとかかるかもしれません。

作業完了後

オーバーホール後の慣らし運転。

最高速度は70km/h、1,000km走行後にオイル交換

まとめ

空冷ビートルのエンジンオーバーホールは、約56万円という決して安くはありませんでした。

しかし、パワー不足やオイル漏れといった症状が完全に解消され、高速道路も快適に走れるようになりました。

古いビートルを快適に乗るために、お財布が許せばオーバーホールはおすすめです。

小さな故障を繰り返すよりも、一度しっかりとオーバーホールすることで、安心して空冷ビートルと付き合っていけると実感しています。

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オーバーホール後のエンジン音


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この記事を書いた人

初めて運転したのは、父が大切にしていた空冷ビートル。
そして8年前、自分が初めて買った車もまた空冷ビートルでした。
フイルムカメラ、メカニカル時計、万年筆、古いモノを長く使いたい。いまも1974年式の空冷ビートルと暮らしています。

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