黄色のワーゲンバスの映画。「リトル・ミス・サンシャイン」

象徴的な黄色のワーゲンバス

この映画に出てくる黄色のフォルクスワーゲンバス。まさに「愛すべきポンコツ」の代名詞として描かれています。

機械的トラブルが生む人間ドラマ

映画の中で印象的なのは、バスの度重なる故障シーンです。

このバス、旅の途中でクラッチが壊れてしまい、一度車が停まるとエンジンをかけることができません。

みんなで車を押しがけしないと、走り出すことができなくなるのです。

家族全員でバスを押しながら走る姿は、この映画の象徴的なシーンの一つとなっています。

ワーゲンバス中心の予告編です

さらに追い打ちをかけるように、ホーンが鳴りっぱなしになり、同じ経験のある僕は「クラクション裏のコード抜いて。」と思わずツッコミを入れたくなります。

しかし、こんなトラブルが、ワーゲンに乗っている私には「あっ同じ同じ」と嬉しくなり、僕のビートルと年代が近いので、ワーゲンバスにばかり目が行きます。

ワーゲンって世界中どこにいても愛される、本当に特別な車なんだなと映画を見て思います。

クロエ・オブライエン見つけた。

ドラマ「24」で強烈な印象を残したクロエ・オブライエンが、意外にもミスコンの進行のちょい役で登場したのにおどろきました。

本当にちょい役で、ほんの短い時間でも、画面に映ると目が彼女に釘付けになってしまいます。

独特の存在感があって、久しぶりに彼女の演技が見られて嬉しかったです。

24の映画の宣伝で来日したクロエです

『リトル・ミス・サンシャイン』に関して僕の感想。

家族とワーゲンバスの共通点

お母さんが必死にまとめようとしても、みんなバラバラでまとまらない。

やっとまとまって、ワーゲンバスで走り出すも、壊れる。

そんな「どうしようもなさ」が、かえって彼らをひとつにしていたような感じです。

ミスコンのシーン

最後のミスコンは、まるで「子どもらしさ」を捨てて、大人の真似を強要されているようで、見ていて胸が痛くなります。

そんな中、天真爛漫に踊るオリーヴは、自分の個性をありのまま表現していて、とても輝いていました。


しかし、私にとってはポンコツのワーゲンバスとクロエの存在が何より印象的で、ワーゲンバスが登場しなかったら、途中でみるのをやめていたかもしれません。

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トップ画像の出典
https://www.pexels.com/photo/low-angle-photo-of-volkswagen-kombi-2533092/
Photo by Alfonso Escalante:

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