空冷ビートルを「技術の日産」に修理を頼んでみたら

「技術の日産」に頼んでみたけれど

空冷ワーゲン専門店で修理をお願いしても、調子が良くなるどころか悪くなりました。

購入したばかりの頃でした。

そこでふと思ったのです。

「技術の日産」なら、きっとなんとかしてくれるんじゃないか。

──まだ、ビートルのことをよく分かっていなかった頃の話です。

持ち込んだときの症状

  • 燃料メーターが動かない
  • クラッチを踏むたびに「カチカチ」と音がする
  • 新品バッテリーなのに、バッテリー状態検知センサーが異常を示してる
バッテリー状態検知センサー

日産の修理工場に行って、これらを説明すると、担当の方は少し戸惑ったような表情をしながらも
「わかりました」と引き受けてくれました

修理の結果

しばらくして連絡があり、結果はこんな感じでした。

  • 燃料メーター:動くようになった(原因はセンディングユニットとボルテージスタビライザー)が、満タンでも針は3/4にしかならない
壊れたセンダーユニットとバイブレーター
壊れたセンダーユニットとバイブレーター
  • クラッチ:ネジが固くて緩まないので、隙間からグリスを拭いておいた
    • クラッチワイヤーをかける場所が摩耗していたことが後で判明
  • バッテリー:レギュレーターがおかしいが、その取り寄せに2か月かかる(結局、僕が海外から取り寄せました)
壊れたボルテージレギュレーター
壊れたレギュレーター

結局…

残念ながら、「まともに直った」と言える箇所はほとんどありませんでした。

車を引き取りに行ったとき、
「ここでは治りませんから、もう来ないでほしい」
と、工場長の顔に書いてあるように見えました。

困った工場長

案の定、後日ETCをつけたいと電話したときも、
「旧車は工賃が高くなるからね」と、まるで“もう関わりたくない”とでも言いたげな、冷たい空気が電話越しに伝わってきました。

やはり、ビートルというクルマは“技術の日産”でも難しいのだと。

信頼できる空冷専門店を探さねば。

このとき心から痛感したのです。

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