Photoshopの高機能使いこなしてますか?
Photoshopは本当に多機能で、すべてを使いこなすのは難しいソフトです。私が実際に使っているのは、明るさやコントラストの調整、トリミング、文字入れ、そしてレイヤー操作程度。それでも、”業界標準”という存在感から、なかなか離れられずにいました。
最近、私のInstagramで流れてくるレタッチ動画はどれもすごい。でも、あんな複雑な操作はとても覚えきれません。もう、そんなツールの使い方を必死で覚える時代じゃない気がします。
結論から言います。高度な画像編集は、AIアシスタント「Gemini」に任せましょう。
Geminiを活用すれば、あなたの「意図」を伝えるだけで、AIが複雑な処理を代行します。
Geminiでできたこと
Geminiを活用すれば、**あなたの「意図」**を伝えるだけで、AIが複雑な処理を代行します。
(※今回はイメージをわかりやすくするため、著作権に配慮した別の画像で手順を例示しています。)
その1 透明の袋を透過して背景になじませる
Photoshopだと
とても高度な操作で覚えられず

Geminiだと

指示(プロンプト)「このレモンの入った袋を窓辺に置いて、袋の透明部分は背景に透過して馴染ませてください」

簡単な指示で2分かからず、レモンの影まで調整してくれました。
その2 ニキビを消す
Photoshopだと
綺麗に消すには、Photoshopの高機能を駆使する必要があります。

Geminiだと

指示(プロンプト)「ニキビを消してください」

ニキビ消して、と指示するだけ
その3 Geminiで、自分の愛車をハワイのビーチに
Photoshopだと
Photoshopで加工した例は見つかりませんでした。
Geminiでやってみました

指示(プロンプト)「この白い空冷ビートルの背景をハワイの椰子の木が生えているビーチで停まっているように合成してください。遠くにダイアモンドヘッドを見えるようにして、ハワイらしい光で彩度を少し上げ気味でお願いします。」

ちょっと、長い指示(プロンプト)になりましたが、イメージ以上な出来上がりです。
プロがPhotoshopの作業して10〜30分かかる作業が、Geminiなら長くても数分、多くは1分以内で完了します。
背景まで探してきてくれます。
【実践】Geminiに高度な画像編集をお願いする手順
Geminiに画像編集をお願いするのは、驚くほど簡単です。ここでは基本的な操作ステップをご紹介します。
ステップ1:Geminiにログインする

ステップ2:画像をアップロードする
編集したい画像をGeminiのチャット画面にドラッグ&ドロップでアップロードするか、コピペでもOKです。
ステップ3:やりたいことを「具体的な言葉」で伝える
仕上がりのイメージをGeminiに伝えます。
指示(プロンプト)例:
- 「この人物の顔をもう少し明るくして、肌のトーンを滑らかにしてください」
- 「全体的に色の彩度を少し落とし、ノスタルジックな雰囲気に仕上げてください」
- 「背景を黒く塗りつぶし、被写体を際立たせてください」
ステップ4:微調整の指示を出す
一度で完璧な仕上がりにならない場合もあります。その際は、「もう少し明るさ控えめで」「背景の塗りつぶしが少し不自然なので、もう一度修正して」などと再指示を出しましょう。Geminiは前の会話の内容を覚えているため、対話を通じて理想の画像に近づけていくことができます。
究極の効率化!ハイブリッド編集の進め方
Geminiで一気に80%を完成させる:
Photoshopのような複雑な操作が必要な「トーン補正」「オブジェクト除去」「背景の差し替え」など、時間のかかる高度な作業をまずGeminiのプロンプト(指示)だけで終わらせます。これにより、編集の土台が一瞬で完成します。
従来のツールで最後の20%を仕上げる:
Geminiで生成された画像を、普段使い慣れたソフトにコピペします。 ここで、「明るさの微調整」「トリミング」「テキストの挿入」といった、手軽で直感的にできる最終調整を行います。
ちなみに僕は、月に2000円ほどかかるサブスクリプションのPhotshopをやめて、買取のが画像編集ソフト(Affinity Photo)を使ってます。
AIのスピードと、あなたの手による繊細な仕上げを組み合わせることで、画像編集は知識いらず、ストレスフリーな作業へと変わります。

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