おじさんの　パンつくり。 -

パンつくりはじめた。

最近、パンつくりがおもしろい。

といっても、プロみたいな見た目ではない。

シンプルな、フランスパンもどき。（お店のようなフランスパンを作る技術はない。）

材料は、小麦粉、塩、砂糖、イースト菌、そして水。たったそれだけ。

バターも、卵も、牛乳も使わない。

先生はこのひと。

まずは、パナソニックのホームベーカリー。

一次発酵、ねかしまでを、1時間でこなしてくれる。

冷蔵庫で二次発酵します。

冷蔵庫に１０時間いれると膨らみます。

出して、成形。室温で２時間ほど待つと、また膨らむ。

最後はヘルシオ登場。

ヘルシオのすごいところは、スチームとオーブンの力で、パンにちょうどいい温度と湿度をパンに合わせて作ってくれる。

「フランスパン」モードを選択する。これだけで、皮がパリッと仕上がる。

香ばしくて、素朴で、”フランスパンもどき”が出来上がる。

最初の一、二回は、操作ミスや分量間違いで、「パンに見えるもの」ができた。

気温によっては水の温度も調整する必要がある。

ただ単に機械任せというわけにはいかないところも面白い。

けれど、最近はだいぶ安定してきた。

パンがぷっくり膨らんでいく様子を見ていると、なんだか嬉しくなる。

オーブンのガラス越しに、ほんのり色づいていく姿を眺める時間が好きだ。

まだ、いろんな種類のパンには挑戦していないけれど、

この「小麦・塩・砂糖・イースト・水」だけの基本のパンだけでも、じゅうぶん楽しい。

余計なものが入っていないから、体にもやさしいし、

毎日食べても、罪悪感がない。

……そんなわけで、今日もキッチンで、”フランスパンもどき”を焼いている。