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VDO社のセンダーユニットが破損、ガソリン漏れ
ある日、空冷ビートルの車内にガソリンの臭いが漂うようになりました。
気になってフロントフードを開けてみると、センダーユニット上部のプラスチックが粉々に砕け散っています。
そこからガソリンがじわじわと滲み出していたのです。

VDO社のものは、品質に問題?
実はこれ、初めてではありません。
今回の故障の4年前と2年前にもセンダーユニットを交換しています。つまり2年ごとに壊れていたことになります。しかも2回とも、全く同じ場所が全く同じ壊れ方をしていました。
使っていたのは、ドイツの自動車業界で信頼の高いVDO社のセンダーユニットです。ところが、今はドイツ製ではなくインド製になっていました。
そのインド製VDOのセンダーユニットは、2回ともプラスチック部分がガソリンに侵食されたような崩れ方をしています。
VDO社のセンダーユニットは、プラスチック素材のガソリン耐性が不足しているのが原因ではないかと思っています。
有名な空冷ワーゲン専門ショップのサイトには、下記のような趣旨の記述がありました。
「インド製造に変わってから品質が落ちたため、取り扱いを中止しました」
Amazonで激安センダーユニットを発見——思い切って購入!
同じものをまた買う気にはなれず、ワーゲン専門店にある別の製品を購入するつもりでした。
ところが、たまたまAmazonでビートル用のセンダーユニットを見つけてしまいました。
しかも、かなり安い。
この価格差はやっぱり魅力的で、結局これを買ってしまいました。
取り付けてわかった問題点、精度、耐久性

ワッシャーの注意点
センダーユニット本体ではなく、アースをとるネジ部分のワッシャーが問題でした。
検索すると、ニトリルゴムをワッシャーとして使うと、ガソリンが漏れないという記述があり試してみました。
確かに漏れはしませんが、アースが取れないのです。ニトリルゴムは通電性がないので当たり前ですが…
実は銅ワッシャーを使うのでした。銅は柔らかい金属なのでねじ込むと潰れてガスケットの役割を果たすのですね。(恥ずかしながら知りませんでした)
詳しい経緯はこちらで書いています。

とりあえず、ガソリン漏れがないので、第一段階クリアー。
平型端子の注意点
もう一つ、取り付け後に平型端子が振動で外れるという問題も起きました。
その対処法はこちらで書いています。
平型端子はサイズは同じでも、少しずつメーカーによって違うようです。
手持ちのエーモンのものはすぐ外れましたが、キジマのものはしっかりはまりました

耐久性

取り替えて3年が経ちましたが、プラスチックの変色・破損・ガソリン漏れはいずれもなし。
耐久性については今のところ全く問題ありません。
精度
社外品の精度
気になるのが精度です(製品によってばらつきがあると思います。あくまでわたしの場合です)。

満タン時、針は「F」を少しオーバー。
「F」からガソリンが半分近くになって初めて動き出します。
ですから、ガソリン自体が3/4になってもメーターではわかりません。
「1/2」を指した時点では残量20Lで正確でした。(40Lが満タン)
「赤ゾーン(R)」にはいると残量は約10L。
この誤差を調整する方法として、「フロートアーム」を曲げる、あるいは抵抗を入れて調整する方法があると聞きました。
ただ、どのくらい曲げるべきか、抵抗も何Ωを入れればよいのか、試行錯誤になるため実施していません。
なお、VDO社の製品も「フロートアーム」を曲げないと満タンでも「F」を指しませんでした。社外品だから格段に精度が低い、ということではないかもしれません。
社外品で正解でした
インド製VDOは2年ごとに同じ場所が壊れましたが、社外品は3年経っても異常なし。
価格も、VDO社製がワーゲン専門店で23,980円(税込み)なのに対して、社外品はAmazonで2,900円(税込み)と、およそ8分の1の価格です。(2026年10月現在)
取り付けでは、銅ワッシャーを使うこと、平型端子の相性に注意することなど、学ぶこともありました。
燃料計の精度は完璧ではないので、トリップメーターと併用して残量を管理しています。


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