タイトル画像 写真元:Lukas Raich氏による作品(加工済み)出典:Wikimedia Commons ライセンス:CC BY-SA 4.0
F1を見てたら
先日、F1のレース中継を見ていたときのこと。アストンマーチンのマシンに「VALVOLINE(バルボリン)」のロゴが入っているのを見つけました。
「おっ!バルボリン!……」
そう、僕の空冷ビートルに入れているエンジンオイルと同じブランド。
バルボリンは2023年7月からアストンマーチンF1チームのスポンサーになっていたそうです。

バルボリンとF1の関係について調べていたら、さらに興味深い情報も出てきました。
「2026年からは、ValvolineはアストンマーチンF1チーム、Aramco、そしてHRC(ホンダ・レーシング)と、パワーユニット(PU)向けの最先端の潤滑剤を開発する技術協力協定を結んでいます。」
2026年のアストンマーチンがトップチームに入るのではないか、と期待しちゃいます。
F1とは真逆の空冷ビートルにもバルボリン
もちろん、空冷ビートルはF1とは真逆のクルマ。
F1は現代の車で最も速く高性能。対して空冷ビートルは、現代を走る車の中でトップクラスに遅く、性能も現代の車とは比べものになりません。
最新テクノロジーの塊のようなF1に対し、こちらはアナログの塊です。
空冷ビートルに通常使用するのは高粘度のオイル、よく使われているのは、「20W-50」。
そして、バルボリンから出ているのは「Valvoline VR1 Racing 20W-50」。APIグレードは「SN」、ベースオイルは「鉱物油」となっています。
以下はValvoline VR1 Racingの紹介文ですが、読むと嬉しくなっちゃいます。
valvolineglobal.com/en-ksa/how-to-choose-the-right-racing-oil/
当社のVR1レーシングオイルは、自動車業界の最高水準に基づいて開発され、モータースポーツ業界における豊富な経験の結晶です。高い酸化安定性、熱安定性、耐破壊性、強化された消泡性、耐摩耗性など、レーシングカーに求められる上記のすべての基準を満たしています。また、ターボチャージャー付きエンジンとターボチャージャーなしエンジンの両方で最適な出力とパフォーマンスを確保する高品質の添加剤を配合しています。


F1マシンと空冷ビートル、求められるオイルの性能は全く違います。でも「同じブランドのオイルを使っている」というだけで、ちょっと誇らしくなるのは不思議なものです。
……まあ、そうやって僕たちは、広告にまんまと踊らされていくんでしょうけど(笑)。
ホームセンターで手に入る
ちなみに、こんな高性能オイルなのに、近所のホームセンター(ビバホーム)で手に入ります。価格も手頃で、気軽に購入できるのが嬉しいポイントです。

F1のフェルナンド・アロンソ選手も愛用するバルボリン。
同じブランドを使っているというだけで、空冷ビートルのドライブが楽しくなりますね。
とはいえぶん回しすぎないように。



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