症状と経緯
愛車の空冷ビートルの窓が、とうとう閉まらなくなってしまいました。
以前から重かったのですが、それでも力を入れてどうにかしめていました。
その時もいつものように力をぐいっと入れたら、途中でガリッと音がして、そこから閉まらなくなりました。
歯車が描けてしまったようなかんじです。
部品探し
問題はウインドーレギュレーターでした。このパーツは社外品しか販売されておらず、しかも評判がとても悪いのです。
販売されている方も、できれば買ってほしくないようなこと書いています。

ウィンドーワインダー T-1 1968〜1974 ライト
ウィンドーワインダー T-1 1968〜1974 ライトで、...
取り付け精度がとても悪く、取り付けに加工が必要になることがあるらしいです。
それなら中古の純正品をと、ヤフオクを探しましたが見つからず。
次にeBayで検索したところ、ありました。
1974年式にあう、左右セットの純正品。
送料込みUS$88.71。当時の為替レートが115円だったので、約10,000円で購入できました。とてもラッキーでした。

落札してから10日ほどして届きました


修理作業
部品が届いたので、修理工場で交換をお願いしました。
作業の流れは以下の通りです:
- ウインドーレギュレーターの溝をブレーキクリーナーで洗浄し、古いグリスを洗い流す
- 溝に新しいグリスを塗布
- ウインドウハンドル、ドアハンドルを外して、ドアパネルを剥がす
- 内側のビニールの一部を外す。
- ウインドーレギュレーターを新しいのに取り替える、(とても自分ではできそうもない!)
- ビニール、パネル、ウインドーハンドル、ドアハンドルをもとに戻す。
工場長もこぼしてました。「社外品はだめなんだよね、サクッととりつけられないものばっかり。」と。
結果
窓は軽々と上がるようになりました。新車だとこのくらい軽く回るんだろうななんて思っちゃいます。
ちなみに今もeBayでは同じセラーが販売していますが、部品の値段もあがり、送料はかなり上がっていますね。
さらに円が150円になっているため、現在はかなり高く見えてしまいます。
あの時、壊れて良かったのかもしれません。

AirCooled Type 1 Window Regulator Set 68-71 | eBay
AirCooled Type 1 Window Regula...

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