過失10対0の「もらい事故」は、保険会社は助けてくれない
最近、気になる記事を目にしました。
内容は、「過失割合が10対0のもらい事故」について。
つまり、自分にはまったく非がないのに事故に巻き込まれてしまった場合の話です。
「そんなときは保険会社が相手と交渉してくれる」と思っていたのですが──
どうやら、それは間違いでした。
保険会社は“もらい事故は交渉できない”と明言
念のため、自分が加入している保険会社に確認してみました。
返ってきた回答は、以下のとおりでした:
「自分にまったく責任のない『もらい事故』の場合、保険会社や保険代理店が相手方との交渉を代行することは、法律で禁止されています。」
「弊社ではアドバイスやサポートを行う『もらい事故相談サービス』もございますが、あくまで“交渉”自体は不可です。
交渉が必要な場合は、弁護士への依頼と費用を補償する**『弁護士特約』**をご利用ください。」
…つまり、自分で相手の保険会社と交渉しなければならないのです。
交渉相手は“保険のプロ”。素人では太刀打ちできない
保険会社は言うまでもなく交渉のプロです。
こちらが法律や保険に疎い状態で交渉しても、分が悪くなるのは目に見えています。
しかも、自分が悪くない事故なのに、精神的にも時間的にも消耗することに…。
もらい事故対策:「弁護士特約」をつけておこう
そんな事態に備えて、「弁護士特約」の存在はとても大切だと感じました。

月々のわずかな保険料を追加するだけで、万が一のときに交渉を弁護士に任せられる安心感が手に入ります。
まとめ
- もらい事故(過失10対0)では、保険会社は交渉してくれない
- 相手方との交渉は自分で行う必要がある
- 弁護士特約があると、プロに交渉を任せられる
自分には関係ないと思っていても、「もらい事故」はある日突然起こります。
いざというときに慌てないよう、今のうちに保険内容を見直しておくことをおすすめします。

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