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「長期防錆スプレー」と「スーパーラストガード」どっちがいい?
空冷ビートルのバンパー裏。
見えない場所だから、塗装はいらない、でもサビは防ぎたい。
その為の防サビ剤を、手頃な値段のKURE「長期防錆スプレー」と「スーパーラストガード」どちらにするか悩みました。

メーカーの呉工業にメールして違いを聞いてみました。

「スーパーラストガード」「長期防錆スプレー」何が違うんですか?
Kure性能・効果はほぼ同じです。販売ルートの違いです。
・「長期防錆スプレー」は工場、専門店
・「スーパーラストガード」はカー用品店
「長期防錆スプレー」は、缶にも「FOR PRO」と書かれてプロが使う本格派のイメージ。
おまけに量も多い!
比較テストもしましたが変わりませんでした。 テスト結果は後ほど↓これなら、「長期防錆スプレー」を選びますよね。

”70ミクロンのネバネバ被膜” による防サビ効果

「KURE 長期防錆スプレー」は、5-56の24倍厚いネバネバ被膜を作ってサビから防ぎます。
持続するネバネバ被膜

**スプレー直後**
色は黄色、ヌルヌルと指につきます。石油臭がたいへんきついです。
**1-2時間後**
被膜が形成し、すこし色は薄くなります。
指にはつかなくなっていますが、表面に指紋がつく程度のネバつきにかわります。

**1ヶ月後**
粘つきはだいぶ収まりました。
5-56の25倍の皮膜の厚さ
形成する被膜の厚みは、髪の毛の太さとほぼ同じ、50-70ミクロン(0.05mm)。
「KURE CRC 5-56」の25倍以上の厚い被膜を形成します。
錆どめ効果のある代表的なスプレーの塗膜厚を表にしました。
ずば抜けて分厚いのです。
| 商品名 | 塗膜の厚み | AMAZON価格 |
|---|---|---|
| KURE CRC 5-56 | 2-2.5 ミクロン | 約700円(320ml) |
| WD-40 | 2.5-7.6 ミクロン | 約800円(300ml) |
| KURE スーパーラストガード | 50-70 ミクロン | 約700円(300ml) |
| KURE 長期防錆スプレー | 50-70 ミクロン | 約700円(400ml) |
防サビテスト実施。「長期防錆スプレー」、「スーパーラストガード」、「5-56」
テスト片の用意
鉄の板片を用意
- 「長期防錆スプレー」を塗布したもの
- 「スーパーラストガード」を塗布したもの
- 「5-56」を塗布したもの
- 無処理
テスト方法
サンポール希釈液2日漬ける。
その後屋外に放置して2週間。
テスト結果
- 長期防防錆スプレー
- ほぼサビは見受けられない、処理の端から変化はあるが、顕著なサビは見受けられない
- スーパーラストガード
- 長期防防錆スプレーと防サビレベルはかわらない
- 5-56
- 多少サビは出ている
- 無処理
- サビが出ている
注)各試験片は先端から3/4の範囲に処理を施した。鉄板の脱脂はシリコンオフで行ったが、脱脂にムラがあったため、サビの出方が均一ではない部分がある。

愛車、空冷ビートルにつかってみた
金属バンパーに
バンパーを外していたので、そのまま地面に置いてバンパー裏にスプレーしました。
簡単でした。マスキングせずにスプレーし、多少はみ出た部分はスプレー後すぐに拭き取りました。

バンパーステーに
バンパーを取り付けてから、バンパーステーにスプレーしていないのに気づきました。
つけたままのスプレーでは、缶の取り回しを邪魔するものが多く、また缶をさかさまにするとスプレーがでないので細部までできませんでした。

ロングノズルも購入して試しましたが、ホースのような先端からは、スプレーのようにまんべんなく塗布できませでした。


バンパー以外にも使えます。
ドアの下部(内張りを外しだ時ついでに)

水の溜まりやすい、スペアタイヤの下や、フロントフードの先端裏(空冷ビートルの場合)


「KURE 長期防錆スプレー」長所・短所
長所
- 厳重なマスキングが不要。(拭けば取れる)
- 粘着性の被膜を形成、弾力があり衝撃性に強い
- 塗装工程ほど厳密な脱脂や汚れの除去は求められない(注1)
(注1)
使用方法には「下地処理(脱脂・洗浄など)を充分におこなうこと」とありますが、バンパー裏、ドア内部や、ラジエーター周りは実際にはそこまでの下地処理が難しい場合もあります。私の場合は水分を乾燥させてパーツクリーナーで軽く清掃する方法で施工しています。
短所
- ホコリ、砂などゴミが付着しやすい
- ベタついて、手が触れる場所、定期的なメンテが入る場所には注意
- 狭い箇所には使いにくい
- 石油臭がしばらくは残る
使い方によって、強い味方になります。旧車に乗る人なら必携の一本です。


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