待ちに待った、重粒子線照射、開始です。
表紙の写真はQST病院のホームページからお借りしています。
https://doctorsfile.jp/h/41898/mt/1/?fbclid=IwAR0Vlj27Yvz2p8Dst7kSncMTEXD8F5fV23u9a9NMeRx5fPdefddb6TYoiKY
まさしくこの治療装置にのりました。
すべてのがん細胞を破壊してください、と両親に拝んで来ました。
今日は、一日目。
正確に照射するために、おしっこの量はいつも同じ約100cc(人によりますが)になっている必要があります。
「では、90㏄おしっこしてきてください。カップにこの印までです。」
とカップを渡されます。
コツとしては、印のすこし手前でお腹に力をいれて止めること。そうすると最後にチョロチョロとでて、おおよそメモリの位置になります。
そして、重粒子治療室へ移動。
固定具をつけ、位置の調整が始まります。
台の上に乗るとゴトゴト動いて調整するのですが、ゴトゴトなにかやり続けてます。
しばらくすると、
「おなかを軽く上下に動かしてください。 」
「台から降りて、屈伸してください。」
指示が出て、台にもどりゴトゴトと動いて、
「それでは照射はじめます。」
40分程かかりましたが、一日目が終わりました。
二日目。重粒子線照射、中止。
今日も、屈伸、お腹の上げ下げをして、その上下剤を飲んでトイレにまで行きました。
が、
「位置が合いません。中止です。」
できないこともあるの?「聞いてないよー。」
「便の状態、緊張度などなど、いろいろ理由はありますが。。。。」
片道1時間、いろいろやること2時間強。
二回目の重粒子線照射は失敗に終わりました