重粒子線治療後、ひと月。

重粒子線治療が終わってひと月経ちました。

治療中から約2ヶ月禁酒しました。(治療後は前立腺の腫れが落ち着くまで、1ヶ月禁酒。)

禁酒が開けて、「やっと飲める、やったぁ。」

ちょっと高いワインを飲みました。美味しくありませんでした。

お酒は習慣で飲んでるのかもしれません。 

今はたまに飲んでもビール350mlで十分です。

副作用の報告です。

重粒子線治療。

頻尿などはありません。(いまのところ)

ホルモン療法。

男性機能がダメになりました(涙。

夜何度も目が覚めます

脂肪が増えてお腹周りは丸くなりました。体組成計で見るとその分筋肉が落ちています。体重は微増です。ジムで今まで上げられたバーベルが上がらなくなりました。

 

とはいえ。

重粒子線&ホルモン療法を選んで良かった、

と思っています。

手術は尿トラブルが少なからずあるようです。それに比べると副作用と言っても軽微です。

 

ホルモン治療はあと1.5年続きます。

ホルモン治療が終っても、すべて終了というわけではないです。

PSAの値を定期的にハラハラすることもあるでしょう。もしかして。。ということもあります。

今となっては、できることは

魚と野菜中心の食事、肉はたまに。

適度な運動。

治療方法は年々進化しています。

あとは天に任せ、くよくよがんがえないて、楽し過ごそうと思います。

重粒子線治療、終了しました。

(写真は、重粒子線治療を受ける新治療研究棟です。この地下一階でサイクロトロンがあり、地下二階に重粒子線照射室があります。)

2/17/2022、前立腺のがんの重粒子線照射治療が終了しました。 

● 緊張していたのか、照射位置が定まらなかった二日目。

● 重粒子線治療装置が故障した三日目。

病院に行ってもできない日が2日ありました。(ちょっと想定外)

しかし、12回は終わってみればあっという間でした。

 

前立腺は、いまどんな状態ですか?

聞いてみました。

医師「例えが難しいです。レバーのようなぷりぷりしていたものが、コルクのような、繊維状になったというか、かすかすというか。。。

私「先生、つまり牛すじみたいなもんですか?」

医師「うーん。。。」 

ぷりぷりした弾力はなくなりました。(牛すじとは違うようです。)

重粒子線治療後の前立腺
プリンプリンのレバーが??牛すじでもないようです。

頻尿、尿が出にくいなど、尿のトラブルは今のところないです。

本当にがんに効いたのだろうか? と思うくらいなんの変化もないです。

 

検査、入院、そして重粒子治療、これで一つの区切りがつきました。

引き続き、ホルモン治療、定期的な検査などはありますが。。。。

いろいろ気を使ってくれたQST病院の看護師さん、放射線技師さん、そしてお医者さん。

ありがとうございました。

これで終わりというわけではないのです。西郷輝彦さんのNEWSもはいってきました。

先のことはわからないです、しっかり考えて悔いのない人生にしようと思いました。

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QST病院紹介ビデオです。

照射部がちょっと黒ずんできました。

照射が今日で10回目です。

順調に照射回数を重ねてます。

頻尿など尿のトラブルはありません。

 

変わったことといえば、

太ももの上のあたりに ごく薄い黒ずみができました。

500円玉より一回り大きいくらいでしょうか。

重粒子線がここを通って前立腺に当たっている証拠ですね。

 

看護師「とくに問題はないです。ガサガサしてきたら、ワセリンを塗って保湿してください。」

私「ニベアじゃ駄目ですか?」

看護師「駄目です、ワセリンです。」

私「ここが黒くなるということは、前立腺はどうなっているんですか。」

看護師「医師にきいてくださいっ。」

ということで医師に聞いてみます。

注)Blogの内容は、説明されたときの記憶と、自分で調べたことによります。正確な情報は医師に相談してください。

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重粒子線治療、うまく受けるコツ

前立腺の重粒子線治療は、照射位置をミリ単位で合わせます。

この位置合わせが、一番の難関です。

大切なことは、背中とお尻の力を抜くこと

一回目は位置合わせに30-40分かかり、2回目は位置が合わないので中止になりました。

不安になり、医師に聞いたら、

「1,2回目は、緊張して、お尻とか、背中などに力が入っていて、うまく位置合わせができないケースが多いです。3回目あたりからスムーズになるケースが多いです。」

「そうですか、力を抜くことが大切なんですね。」

3回目に、台に乗ると、たしかに背中に力が入ってます。浅い呼吸に専念するあまりに力が入っているようです。

それを感じて緩めると、スーッと力が抜けていくのがわかりました。

その後は、位置合わせの時間がどんどん短くなっていきます。8回目の位置合わせは15分かかりませんでした。

台のったら、まずはお尻、背中に力が入ってないか、確認してくださいね。きっとうまくいきますから。

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重粒子線治療、呼吸同期照射システム。

東芝の重粒子線治療のサイトを見ていると興味深いことを見つけます。

トップの画像の出典、東芝のサイト https://www.toshiba-energy.com/heavy-ion/product/index_j.htm より

トップの画像の出典は、東芝のサイトからです。

人間は呼吸をするので、照射対象が呼吸のたびに移動します。正確に当てるためには呼吸を止めなくてはいけないはずです。

が、下の写真のように呼吸に合わせて、照射したり止めたりして正確に当たるようです。

呼吸同期照射システムというそうです。

出典 東芝サイト URL https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2016/09/pr2601.html

なるほどうまく考えてあります。

重粒子線照射終了後、技師さんに

「ビデオ見ました。呼吸同期照射システムで正確に照射できるんですね。」

「あなたは、前立腺癌の治療ですね。」

「はい。」

「前立腺癌には、その機能は使ってません。」

「えー、だって呼吸すると、下腹部動きますよ。ほらほら。使ってくださいよー。」

と言ってもしょうがないので、できるだけ浅い呼吸で、照射の精度を上げようと思います。

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