2017年末 仙台に中古のビートルを見に行った話の続きです。
ビートルのドアを開けたとき、懐かしい匂いにノックアウトされた僕でした。
探していた条件のままのビートルが、目のまえにあるのです。
白くて、スチールダッシュ、フェンダー上ウインカー、全てがオリジナルのままです。
興奮しました。3年間もさがしていたんですから。
決して安い買い物ではないし、いままで、衝動買いで何度も失敗しています。
「一呼吸おこう。」自分に言い聞かせました。
中古品センターのオーナーに
「買う気満々なんですけど、妻に相談しなくてはいけません。2,3日でご連絡しますので、キープしておいてください。」
帰る途中の新幹線のなか、本当にあの車は僕のものになるのか、オーナーが他の人に売ってしまうのではないか。すごく不安だったことを覚えています。
帰って妻に話したら、あっさりOK!
すぐ電話して、「買います!来週また行きます。」
そして、交換する部品などの打ち合わせををし、内金を払ってきました。
それから3ヶ月。
2018/2/23の夜、仙台から、これから東京にむかいます。と連絡が入りました。
いよいよあのビートルが来るんです。ビートルが自分のものになる。
その日は、なんと父の命日でした。