空冷ビートルのラジオを修理なおしてくれるひと。

ビートルを買ったときについてたカーラジオです。

TEN AT-1110 カーラジオ

取り付け方とか、明らかに純正でないですね。

黒い鉄板でラジオを固定しています。

ああっ。。。ブラインドボードがもったいない。。。

富士通テンのオートラジオ TEN AT-1110 で、昭和40年ころに製造されたものです。

このケースは少し大きくてラジオ取付用の穴にすっぽりと入らないので細工をしてあるのです。

発売当時のパンフ。

TEN AT-1110性能
これを見る限り、とてもいい音がしてくるような。。。参照 北埼玉自動車

いまでは、ラジオというよりビンテージ感をかもしだすオブジェに近いです。

TEN AT-1110 広告オートラジオ
参照 北埼玉自動車

こんなラジオでも直す方がいます。

テレビ修理-頑固親父の修理日記。

修理した電化製品をブログで紹介しています。

修理した記事からみると、有名な旧車を扱う会社も頼んでるようです。

じつは、このラジオ前のオーナーがここで直していたのです。
https://blog.goo.ne.jp/vrc-tezuka/e/41b0718a3cbfd2529e9ddc1bbf375723
参照”テレビ修理-頑固親父の修理日記”より

黒い板の模様がおなじです。今ついているラジオです。

引用「テレビ修理-頑固親父の修理日記」
https://blog.goo.ne.jp/vrc-tezuka/e/41b0718a3cbfd2529e9ddc1bbf375723

ラジオはここで修理されたことがあるんだ。とおもうと、オーナーとこのラジオについて話をしているようで、不思議な感じになります。

「直してしばらくはよく聞こえたんだよ。もともと古いんだからもうだめになったのかね。最近はオークションがるから交換したらどうだい?カーステつけないでね。」

はい、わかりました。

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空冷ビートル、エンジンオーバーホール。

1974年式1200 空冷ビートル。

相談に行きました。その記事はこちら。

エンジンオーバーホールすることにしました。

「ひと月くらいかかるから、できたら電話するよ、」

一ヶ月後、完成したと電話がありました。

「できたから取りに来て。」

マフラーも、エンジン内部もきれいに塗装されてます。

エンジン音もなめらかになりました。

もちろんオイル漏れもないです。

パワーは劇的に向上しました。高速の合流だってストレスはありません。

前は70キロで壊れそうでしたが、いまは70キロ、全然余裕です。

慣らし運転中は、70キロまで。

燃費も良くなりました。

交換したパーツ交換。


● ストック77mm ボアキット マーレー
● NOSシリンダーヘッド <– これが高い。156,000円也 
VW純正リマニファクチャー シングルポート1200cc T-1 ’66-ON

NOSシリンダーヘッド
高いです。出典 Flat4のサイトより


● 純正 コンロッド
● バルブリフター
● EG-162A プッシュロッドチューブ
● EG-117 オーバーホールキット
● クランクフライホイールシール
● メインベアリング
● EG-128A カムベアリング
● EG-064 コンロッドベアリング
● ストックカムシャフト
● エンジンリアシールラバー
● プラグコード
● デスビキャップ、ローター
● ヒーターホース
● キャブOH
● 中古ケース(交換)
● 工賃

ぴったし500,000円(消費税込み)

1000km乗ったらオイル交換に来てください。

エンジンオーバーホールしたら全然違う車になりました。

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30万キロ走った空冷ビートル。そろそろエンジンが。。。。

ガスケット交換してもオイルが漏れる。(プッシュロッドから。)

すすで、駐車場の壁が黒くなる。

70km以上出すと壊れそう。

相談にいきました。

このエンジンオーバーホールすべきですよね。

「ちょっと、乗ってみるね?」

10分くらいで戻ってくると

「まず力がなくなっているね。1200だってもっとある。

エンジンから変な音がしている。

オイル漏れはプッシュロッドチューブからだけではない。」

「エンジンは確かに寿命。」

やっぱり。

 

27万キロ走ったエンジン。

27万キロ走りました。オーバーホールですよね。

 

「2種類の方法があるよ。」

方法1. 安くあげるなら中古エンジン。

どうせオイル漏れ確認するのにエンジン下ろすなら、程度の良い中古のエンジンがあるので、多少のパーツ交換と調整して載せ替えて、15万くらい。今はのより遥かに調子が良くなる。

けどね。

ビートルのエンジンが長持ちするといっても、正直いつまで保証できるとは言えないんだよね。

 

方法2. お金はかかるけどオーバーホール。

まあ、通常はオーバーホールだね。1200cc の部品はあまりでまわってなくて、40万から50万円かかる。

「すぐ壊れるわけではないし。安くもないから、ゆっくり考えからでいいよ。」

 

オーバーホールの詳細に関してはこちら。

もうオーバーホールしかないです。

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やっと、治りました。

購入直後から、ずーっと調子が悪かったビートル。治りました。

スイッチが不良品で、ショートしていたのです。

たったこれだけのことで、半年以上大変でした。

しばらくは、また止まるんじゃないかとビクビクしていました。

が、もう問題は起きませんでした。

 

が、です。調子が良くなると、また別のことが気になります。

エンジンです。

私のビートルは走行距離は27万キロ。そろそろ寿命なのかもしれません。 

1.エンジンからカチカチカチ当たるような音がします。(タペットの調整もしましたが、違いました)

2. プッシュロッドチューブから、オイルが漏れます。オイルドレンからでありません。

駐車場のコンクリートが染みだらけです。

おもらし。。。。

3. 排ガスがきたなくて、私の駐車場の後ろの壁がすすで黒くなってます。

4. 70キロ以上の速度を出すと妻が怖がります。レンタカーは120キロでも平気なのに。音と振動がすごいです。

ああ、エンジンもなんとかしたい。

乗るたびにそう思います。

よし相談に行こう。

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もう、心がおれるかも。

修理完了。

走り出して10分。とまりました。

 

おじさんに、電話しました。

「ヒューズきれました。」

「あと、ヒューズボックスがすごく熱いです。」

「まだ、電気関係に何かあるね。電気屋頼んで、詳しく見てもらうから」

「この車なおるんでしょうか?」

「先が見えてきたから、もう少し頑張ろ。」

 

一週間後、おじさんから電話がありました。

「ライトのスィッチが不良品。

最近交換した?純正じゃないとこういう事あるんだよね。純正に交換したから。レギュレーターもまた交換。」

ショートした熱で溶けて盛り上がったプラスチック。

買ったばかりの時、いろいろ修理するついでに、接触不良のライトスイッチを交換しました。

この不良スイッチで、半年以上まともにはしれませんでした。

1.なるべく純正品をつかうこと(アクセサリーは別として)

2.交換、修理で何か変えたらしばらく注意。問題がでたら、直近にしたことをも考えること。

3.ジェネランプは、うっすらでもついたらなにかおかしい。

実は、スイッチ変えたとき、うっすらジェネランプがついたことがありました。パッとついて消えることもありました。

長年走ってますから、ネジの緩みが結構見つかりますし、グリスアップも、定期的にしないといけません。

だめになった、外付けレギュレータータイプのオルタネーター。お疲れさまでした。

ライトスイッチの問題で

レギュレーター 3個

オルタネーター 1個

バッテリー 2個

そして結構な工賃。

でも、ビートルとこれから付き合っていく上で、多くのことを学びました。

 

ああ、これでたのしい空冷ビートルを楽しめるかも、この時はまだ半信半疑でした。いままで何回も裏切られましたから。。。。

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